発起人あいさつ

小山台高等学校100周年記念事業に向けて 募金のお願い

福川 伸次(高2回)
菊桜会 小山台高校100周年記念事業実行委員会 会長

都立小山台高校は大正11年(1922年)8月に東京府荏原郡平塚村小山に東京府立第八中学校として創設されました。大正12年(1923年)4月に開校し、1回生200名は昭和3年3月に卒業、平成30年3月には高校70回の卒業生まで3万人近くの卒業生を社会に送り出しております。その間母校はその名称を都立第八新制高等学校へ、さらに都立小山台高等学校へと改め、目覚ましい発展を遂げてきました。その我が母校小山台高等学校は2023年には創立100周年を迎えることとなります。 小山台高等学校は開校以来多士済々の人材を輩出し、卒業生は日本の政治、経済、学術、文化といった多彩な分野で活躍し、日本の発展の為に貢献してきたことは皆様の良くご存じのところです。

本学同窓会組織である菊桜会では小山台高等学校創立100周年を祝い、小山台の歴史に相応しく、また卒業生の熱意を結集した記念事業を計画しております。その記念事業達成のための募金活動を昨年度から開始しております。早くも皆様の熱い思いがこもった募金が集まり始めていますが、まだまだ目標の募金額には届いておりません。皆様からの小山台愛にあふれた募金を心よりお願いいたします。

大川 洋二(高20回)
菊桜会 小山台高校100周年記念事業実行委員会 副会長

都立小山台高等学校は大正11年8月に府立第八中学校として創設され、翌大正12年(1923年)4月に新入生を迎えて発足しました。以来2023年には創立100周年を迎えることとなります。現在まで3万人にせまる卒業生を社会に雄飛させております。
校訓「敬愛・自主・力行」の精神を身に戴した卒業生たちは、先輩方を敬い、その業績を学ぶとともに、独創的な考えを持ち、自己責任の堅持、理想の社会の実現に努力しております。まさに日本が戦後の混乱から立ち上がり、復興し、栄華を獲得したのはこの精神のお陰です。その後いくつかの経済的挫折、2つの震災を乗り越え、さらに今後少子化と人口減少といった未曽有の国難を解決していく力はこの校訓が身に染み込んでいる卒業生が担っていることに間違いありません。

菊桜会ではこの小山台100年の歴史にふさわしい記念事業を計画しております。
100周年記念事業を遂行するにあたり、皆様のご協力はなくてはならないものです。特に記念行事を遂行するにあたり、皆様のご寄付が必要です。皆様の応援が大きければ大きいほど、記念事業は充実したものとなります。皆様の応援の規模が小山台の存在の大きさと同等のものを示すことでしょう。同窓生の皆様どうか母校100周年記念行事に甚大なるご協力とご寄付を賜りますようお願い申し上げます。

杉原 民夫(高29回)
菊桜会 小山台高校100周年記念事業実行委員会 事務局長/菊桜会 副会長

私が小山台高校で過ごした3年間は、ある意味人生を方向付けるほどの強烈な体験でした。今もこうして同窓会のお手伝いをしているのは、その体験があったからこそです。

日本国中に100周年を迎える高校は数多ありますが、自らの青壮年期にその瞬間に立ち会えることは大変稀有なことです。100周年事業に関わることができる喜びを私は感じていますし、会員諸氏にとっても、それは同じ思いであると信じております。

せっかくの100周年を、当日だけの“お祭り”で終わらせるのはもったいないことです。2023年に向かうこれからの5年間、活動を続けていく中で、新たな会員同士のつながりや交流が生まれたら、それは素晴らしいことだと思っています。
広く全国で活躍している卒業生が、今いる場所で小山台に心を寄せていく、そんな5年間であれば、穏やかで温かいお祝いができることと思っています。

寄付金に関しては、一過性で終わらせることなく、この5年間のプロセス全体を100周年事業と捉えて、ぜひ皆様からの毎年の継続的なご支援をお願いできればと思います。